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<中央グローバルフォーラム>北京大教授「日本は過去の歴史認め韓中と和解を」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

北京大学国際関係学院の朱鋒教授(49)

「日本は中国・韓国と和解しなければならない。そのためには日本が過去の歴史を否定する歴史修正主義的な立場を必ず変えなければならない」。

北京大学国際関係学院の朱鋒教授(49)が、9日に提示した韓日中和解の解決法だ。中国の国際政治専門家として旺盛な対外活動をしている朱教授はインタビューで「過去の問題をめぐって表面化している中国・韓国と日本の不協和音を、中韓両国の国内政治的な必要性のためだと見る一部の見解は間違いだ」と指摘した。

最近ロシアで開かれた主要20カ国(G20)首脳会議で、中国の習近平国家主席と日本の安倍晋三首相が立ち話をしたことについて「釣魚島(日本名・尖閣諸島)が紛争水域だという点を認めろとの中国の基本立場には変わりはないが、中国の指導者が日本との緊張緩和のために柔軟な姿勢を見せたもの」と解説した。その一方で「日本がこれまでの立場を守って対話と談判に応じない間、両国の海洋警察船舶が衝突して人命事故でも発生すれば最悪の場合、軍事衝突も排除できない」と憂慮した。


韓半島問題に精通している朱教授は、最近の南北緊張緩和の局面について「朴槿恵(パク・クネ)政権の韓半島信頼プロセス政策が進展を成し遂げた」と肯定的に評価した。さらに「習近平政権になって中国が過去とは違い北朝鮮の挑発行為に公開的に警告して、対北朝鮮の石油供給中断や食糧援助縮小など強硬な態度を見せたのも効果をみた」と付け加えた。朱教授はまた、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が韓国の支援を受けるために以前とは違う態度を見せたのも最近の緊張緩和の背景の中の1つに加えた。ただし彼は「北朝鮮はより明らかに非核化についての返事を出さなければならない」として「北朝鮮が進展した行動を取らなければ、金正恩の訪中と習近平主席の北朝鮮訪問は不可能であり、米朝対話も難しいだろう」との見方を示した。

執権6カ月を超えた習近平政権については「急速な政治改革はないだろうという見解もあるが、中国の政治文化と政党体制に対する根本的変革が起きる時期に来た」と話した。



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