北京大学国際関係学院の朱鋒教授(49)
最近ロシアで開かれた主要20カ国(G20)首脳会議で、中国の習近平国家主席と日本の安倍晋三首相が立ち話をしたことについて「釣魚島(日本名・尖閣諸島)が紛争水域だという点を認めろとの中国の基本立場には変わりはないが、中国の指導者が日本との緊張緩和のために柔軟な姿勢を見せたもの」と解説した。その一方で「日本がこれまでの立場を守って対話と談判に応じない間、両国の海洋警察船舶が衝突して人命事故でも発生すれば最悪の場合、軍事衝突も排除できない」と憂慮した。
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