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<東アジア杯>改革した中国サッカー、日本と3対3で引き分け

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

21日、ソウルのワールドカップスタジアムで開かれた日本対中国戦の様子。

中国の国際サッカー連盟(FIFA)ランキングは100位。米国と張り合えるほど急成長した経済力と違い、サッカーの実力はなかなか上がる兆しが見られない。最近では過去最悪というほど苛酷な試練を経ている。選手団内部の不和で苦労した韓国よりさらに成績が低調だ。

東アジアカップ直前まで中国のAマッチ10試合の成績は1勝7敗2分け。6月15日には安徽省合肥で行ったタイ代表チームとの試合は1対5で惨敗した。タイが23歳以下の若い有望株を主軸に代表チームを構成していたため衝撃は大きかった。「6・15惨事」後に中国は習近平主席が乗り出すほど強力な改革に出た。95億ウォンに達する巨額の違約金を甘受してスペインの名将アントニオ・カマチョ監督も解任した。

東アジアカップは改革後初めて出場する大会だ。指令塔には傅博監督代行が任命された。中国代表として長く活躍したスター出身で、五輪と国家代表コーチを経験している。新たに韓国の指令塔になった洪明甫(ホン・ミョンボ)監督と似た経歴を持つ。短期間に選手団を掌握できる兄さんタイプのリーダーだ。21日にソウルのワールドカップスタジアムで開かれた日本との東アジアカップ第1戦は傅博監督代行のデビュー戦だった。


結果も似ていた。洪監督はオーストラリアとのデビュー戦で0対0で引き分けたが、シュート21本を記録するほど試合を圧倒し好評を受けた。傅博監督代行もかっこいいデビュー戦となった。中国は前半3分でワン・ヨンポの先制ゴールでリードしただが、前半33分に栗原のヘディングゴールで同点に追いつかれた。後半には柿谷と工藤に相次ぎゴールを奪われた。1対3でリードされたが中国はあきらめなかった。ワン・ヨンポが後半35分のペナルティキックで追撃の火を点けた。中国は波状攻勢を浴びせ、6分後にスン・ケーがゴール前でスライディングし右足シュートでゴールネットを揺らした。中国の立場では勝利したのと変わらない3対3の引き分けだった。FIFAランキング37位でアジア最強のライバル日本を相手に収めた結果であるため意味は大きかった。



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