今年前半期の素材・部品分野の貿易黒字が、半期基準で史上最大規模の483億ドルと集計された。全体の貿易黒字額(196億ドル)の2.5倍だ。18日、産業通商資源部によれば今年1~6月の素材・部品分野の輸出は昨年同期に比べて5.2%増加した1300億ドル、輸入は前年同期比1.5%増加した817億ドルで、483億ドルの黒字を出した。黒字規模は昨年同期よりも12%増加した。特にこの分野の対日輸入依存度は21%で、半期基準史上最低水準に下がり対日貿易の不均衡改善にも一助となった。これに先立ち韓国銀行は11日の経済展望で、今年の経常収支黒字規模が従来(4月)予想値の330億ドルより200億ドルも多い530億ドルに達すると見通した。
このようなことから韓国政府は、19日にモスクワで開かれる“G20財務相・中央銀行総裁会議”でアベノミクスにともなう円安被害を取り上げて論じないことにした。韓国経済が史上最大の経常黒字を出すところで“円安被害国”とは主張しにくいからだ。いわゆる“経常黒字の力説”だ。もちろん輸出好調が経常黒字を牽引しているのではない。韓銀によれば経常黒字の一等功労者はオイル価格をはじめとする国際原材料価格の下落だ。韓銀関係者は「1バレルあたり107ドルと見通した年平均の原油導入単価が1バレルあたり103ドルに落ちると予想される」として「黒字幅上向きの60~70%程度は、原材料の下落にともなう輸入金額減少のため」と話した。
このようなことから韓国政府は、19日にモスクワで開かれる“G20財務相・中央銀行総裁会議”でアベノミクスにともなう円安被害を取り上げて論じないことにした。韓国経済が史上最大の経常黒字を出すところで“円安被害国”とは主張しにくいからだ。いわゆる“経常黒字の力説”だ。もちろん輸出好調が経常黒字を牽引しているのではない。韓銀によれば経常黒字の一等功労者はオイル価格をはじめとする国際原材料価格の下落だ。韓銀関係者は「1バレルあたり107ドルと見通した年平均の原油導入単価が1バレルあたり103ドルに落ちると予想される」として「黒字幅上向きの60~70%程度は、原材料の下落にともなう輸入金額減少のため」と話した。
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