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農心「ラーメン宗主国・日本に韓国伝統の辛口味を」(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
欧州でも英国4大メジャー流通企業のうち“モリスン”と“アズダ”の2社と供給契約をすでに締結した。残りの2社“テスコ”と“セインズベリー”とも今年中に供給契約を結ぶという計画だ。農心ラーメンが陳列される場所も初期の“エスニックゾーン(外国食品売り場)”から“メインヌードルゾーン”に変わった。

今年2月からはイングランドプロサッカー2部リーグ“ウィンブルドンAFC”を後援するなどスポーツ・マーケティングも強化している。

農心の英国での売り上げは2006年の64万ドルから昨年は403万ドルに垂直上昇した。農心関係者は「英国内の4大流通業社の現地市場占有率が70%に肉迫しており、これら全てと契約すれば今後の売り上げは一層増えると予想される」と話した。


ラーメン宗主国の日本では、韓国伝統の辛い味を紹介する現場マーケティング戦略を使っている。辛ラーメンキッチンカーもその一環だ。少ない量を好む日本の人々に合わせて世界で唯一、辛ラーメンミニサイズも出した。三角おにぎりや弁当などと一緒に食べるのに適した量だ。農心ジャパンは今年の売り上げ目標を昨年よりも30%増やしている。

マーケティングは地域別で特化させているが、味は世界共通で全く同じだ。米国に1カ所、中国の3カ所の海外工場と海外輸出用に釜山(プサン)工場で作る辛ラーメンはどこで生産されようとも辛い味で全く同じだ。農心関係者は「ムスリムのためのハラール認証(イスラム法に従った肉処理や加工法をしたと認められるもの)を受けた辛ラーメン、日本人のためのミニサイズカップラーメンなど形態は違うが、どこで売っても辛ラーメンの味は同じように維持する」と説明した。



農心「ラーメン宗主国・日本に韓国伝統の辛口味を」(1)

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