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韓国が援助に力入れたベトナムが建設海外受注1位に(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

韓国の建設中堅の興和建設がメコン川に作ったドンチャン公園でビエンチャン市民が朝の運動をしている。この公園は韓国の対外経済協力基金(EDCF)で作られた。雨季になるとあふれたメコン川が整備されドンチャン公園では昼にはエアロビクス講習が、夜には夜市が開かれる地域名所になった。

2003年10月7日、インドネシア・バリ。ASEAN+3首脳会議が開かれた。この日盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領はカンボジアのフン・セン首相と個別に会った。その場でフン・セン首相に経済開発支援を約束した。この当時カンボジアのクランポンリー川は悪名が高かった。雨季になるといつも氾らんし一帯を水浸しにした。何カ月も農作業ができないどころか飲み水も確保するのが大変だった。

10年が過ぎた2013年4月。クランポンリー川にはダムが作られた。汝矣島(ヨイド)の約32倍に達する土地を掘り起こし水をせき止め水路を作った。昭陽江(ソヤンガン)ダムの10分の1の大きさだ。昨年ダムが完工すると洪水や干ばつはなくなった。10年前の両首脳の約束が結実したのだ。対外経済協力基金(EDCF)が3000万ドルを支援して韓国水資源公社と錦湖(クムホ)産業が5年間取り組んだ成果だ。これはダウンツリーダムなど各種水資源関連事業の受注につながった。政府開発援助(ODA)が道筋をつけすぐに韓国企業がその後に従った模範事例だ。

村長に会った。何が変わったのか尋ねた。「1年に1度作った作物を3度作れるようになった。一毛作の時は1ヘクタールで3万リエル(約7.5ドル)収穫できたが、今は3倍だ。消費できない分を売り1年で300ドルほどの所得を上げる。地価も上がり400人に満たなかった住民がいまは546人に増えた」。


村人の願いも叶うことになった。ダムで作った電気が村に引かれる予定だ。ダムは1年に77万2000キロワット時の電力を生産する。村のすべての世帯が使っても余る量だ。 「テレビを存分に見て、お金を稼いでエアコンを買って存分に使いたい」と話す。いまは昼間にバッテリーを充電し、夜に家に持って行き電子機器につなげて使う。カンボジアの電力普及率は約25%。4人に3人は電気なしで暮らさなければならない。雑貨屋の店主は「ダム見物に来る人が集まり商売が前よりうまくいっている。韓国のおかげだ」と話した。



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