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<WBC>“スモールボール”日本、痛恨の走塁ミスで逆転の機会を失う

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版
スモールベースボール、作戦野球に強い日本が、痛恨の走塁ミスでワールド・ベースボール・クラシック(WBC)3回連続決勝進出を逃した。

日本は18日(日本時間)、米サンフランシスコAT&Tパークでプエルトリコと準決勝を行い、1-3で敗れた。 これで日本の3連覇の夢は消えた。

日本は0-3とリードを許した8回裏、チャンスをつかんだ。 8回表、一死満塁の危機で山口鉄也が救援登板し、追加失点なく抑え、流れを引き寄せた。


日本は8回裏、プエルトリコの4番手投手フォンタネスを攻めた。 一死後、鳥谷敬が右中間に三塁打を放ち、井端の右前タイムリーで1点を返した。 さらに内川聖一の右前ヒットで一死一、二塁とチャンスを広げた。 3連打で同点の走者までも出した。

プエルトリコはやむを得ずJCロメロをマウンドに送った。 打席は4番打者の阿部慎之助。 しかしこの時、おかしな状況が発生した。 ロメロが阿部に向かって内角に初球を投げた瞬間、一塁走者の内川が二塁に走った。 しかし阿部はバットを振らず、二塁走者の意端は二塁にそのまま立っていた。 内川がベンチのサインを見間違えたようだった。

プエルトリコの捕手モリーナは一塁と二塁の間で動けなくなった内川を追ってタッチし、二死二塁となった。 スモールボールに強い日本野球では珍しい場面だった。 しかもベテランの内川のミスというのが信じられなかった。 逆転の勢いを感じさせるほど盛り上がっていた日本ベンチの雰囲気は一瞬で変わった。

結局、ロメロは阿部を二塁ゴロに打ち取り、8回のピンチを切り抜けた。 あきれるような走塁ミスで追撃のチャンスを逃した日本は、9回裏の最後の攻撃も無気力に終わった。



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