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<WBC>復活した日本のエース田中 「優勝しかない」

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版
エースが復活した。 日本のマウンドが笑う。 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表の右腕・田中将大(24)が最高のピッチングを見せた。 大会前から続いていた不安感を吹き飛ばす快投だった。 日本代表を率いる山本浩二監督(67)は田中の決勝戦先発も示唆した。

田中は12日、東京ドームで行われたオランダとの2次ラウンド順位決定戦の5回、3番手で登板し、1イニングを2奪三振の無失点に抑えた。 強化試合を含めて6試合目で初の無失点投球となった。 数字も良いが、内容はさらに良かった。 最初の打者ボーハールツを3球三振、リカルドをファウルフライ、オデュベルを空振り三振に仕留めた。 最高球速は149キロ。 今大会で封印していた110キロ台のスローカーブを織り交ぜ、130キロ台後半で落ちるスプリットをうまく活用した。 低く制球されたストレートと変化球の球速差は最大30キロで、打者のバットは空を切った。 試合後、田中は「緩急の調節がうまくいった」と満足感を表した。

デイリースポーツは「決勝の大一番へ弾みのつく0封劇」と表現し、サンケイスポーツは「日本が誇る右腕が安定した力を発揮し始めた」と報じた。 スポーツ報知も「日本のエース田中が復活した」と伝えた。


田中は大会前、日本のエースと呼ばれていた。 メジャー進出を狙えるほど日本プロ野球で確固たる地位を築いているからだ。 しかし大会終始、田中は一度もエースらしい姿を見せられなかった。 WBC公式球適応力問題とともに投球バランスも崩れ、マウンドで実力を発揮できなかった。 田中は2日の1次ラウンド初戦に先発、ブラジルを相手に2イニングを投げ、4被安打1失点だった。 その後、田中の先発はなかった。 山本監督は2次ラウンドから田中を救援に回した。 田中は「自分は似た球速のボールが多いので目先を変えることも大事。 ブルペンでさまざまな実験をしたのが良かった」と語った。

山本監督は オランダ戦後のインタビューで、田中の決勝戦先発について「十分に考えられる。 非常に良い状態で、米国に行っても心配はない」と話した。 米国舞台に目を向けた田中は「ここまで来たら優勝しかない」と意気込みを表した。



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