男子プロバスケットの現役監督が八百長容疑で検察に召喚される予定で、バスケット界が衝撃に包まれている。

京畿道議政府地検は４日、プロバスケットの八百長に加担した容疑でＡを拘束し、プロチームのＢ監督を近く召喚する予定だと明らかにした。検察が捜査中の八百長は２年前の競技で行われ、Ｂ監督は見返りに３０００万ウォン（約２６０万円）を受け取った疑い。Ｂ監督は選手交代で勝負操作を図り、選手はそれに気づかなかったという。

検察によると、拘束されたＡは八百長の礼金をＢ監督に渡し、金額の１０％を手数料名目で受けてスポーツＴＯＴＯを購入した。議政府地検はＡに対する調査を終えしだい、Ｂ監督を呼んで捜査する計画だ。


容疑が事実と確認される場合、４大プロスポーツ（野球、サッカー、バスケット、バレーボール）の監督では八百長に関与した最初の事例となり、大きな波紋が予想される。

２０１１年１０月、プロサッカー尚武の指揮官を務めたイ・スチョル元監督が八百長事件をめぐり自ら命を絶ったが、イ元監督は自身が八百長をしたのではなく、八百長に加担した選手から金品を脅し取ったという容疑だった。