ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)A組第1ラウンドの試合では、“ディフェンディングチャンピオン”日本と“アマ最強”キューバがブラジルに苦戦した。
キューバは3日、日本福岡ヤフードームで行われたA組第2戦でブラジルと接戦の末、5-2で勝った。国際野球連盟(IBAF)世界ランキング1位のキューバは4回までブラジルに無安打に抑えられていたが、5回一死一、三塁から内野ゴロで先制点を挙げ、二死二塁から左前タイムリーで2-0とリードした。6回には無死満塁からの内野ゴロと2打点タイムリーで5-0と点差を広げた。
ブラジルは6回裏、四球と失策、暴投で無死二、三塁とし、内野安打と併殺打で2点を返した。しかし7回からマウンドに立ったイグレシアスに3イニングを完ぺきに抑え込まれ、逆転はならなかった。
日本は2日のブラジル戦で7回まで2得点しかできず、敗色が深まった。日本エースの田中将大(楽天)は2イニングを4被安打1失点で降板し、杉内俊哉(読売、2イニング)と攝津正(ソフトバンク、3イニング)もそれぞれ1失点し、7回まで2-3とリードを許した。
しかしブラジルが第1・2回大会優勝の日本を越えるにはまだ力不足だった。日本は2-3とリードされた8回表、内川聖一(ソフトバンク)の安打と糸井嘉男(オリックス)の犠牲バントで一死二塁とした。日本代表の山本浩二監督は右打者の井端弘和を代打で起用し、井端は右前タイムリーを放って二塁走者の内川を生還させた。山本監督は一死満塁の場面で、ひざの痛みのため先発から外れた阿部慎之助(読売)を代打で送り出した。阿部は二塁手のグラブを弾く強烈な打球で打点を挙げ、逆転に成功した。
日本は3日、中国を5-2で破って2連勝となった。
キューバは3日、日本福岡ヤフードームで行われたA組第2戦でブラジルと接戦の末、5-2で勝った。国際野球連盟(IBAF)世界ランキング1位のキューバは4回までブラジルに無安打に抑えられていたが、5回一死一、三塁から内野ゴロで先制点を挙げ、二死二塁から左前タイムリーで2-0とリードした。6回には無死満塁からの内野ゴロと2打点タイムリーで5-0と点差を広げた。
ブラジルは6回裏、四球と失策、暴投で無死二、三塁とし、内野安打と併殺打で2点を返した。しかし7回からマウンドに立ったイグレシアスに3イニングを完ぺきに抑え込まれ、逆転はならなかった。
日本は2日のブラジル戦で7回まで2得点しかできず、敗色が深まった。日本エースの田中将大(楽天)は2イニングを4被安打1失点で降板し、杉内俊哉(読売、2イニング)と攝津正(ソフトバンク、3イニング)もそれぞれ1失点し、7回まで2-3とリードを許した。
しかしブラジルが第1・2回大会優勝の日本を越えるにはまだ力不足だった。日本は2-3とリードされた8回表、内川聖一(ソフトバンク)の安打と糸井嘉男(オリックス)の犠牲バントで一死二塁とした。日本代表の山本浩二監督は右打者の井端弘和を代打で起用し、井端は右前タイムリーを放って二塁走者の内川を生還させた。山本監督は一死満塁の場面で、ひざの痛みのため先発から外れた阿部慎之助(読売)を代打で送り出した。阿部は二塁手のグラブを弾く強烈な打球で打点を挙げ、逆転に成功した。
日本は3日、中国を5-2で破って2連勝となった。
この記事を読んで…