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大統領と首相しかいない韓国新政権(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

朴槿恵大統領が26日午後、青瓦台で鄭ホン原首相に任命状を授与した後明るい表情を浮かべている(青瓦台写真記者団)。

26日に予定されていた閣議は開くことができなかった。前日就任した朴槿恵(パク・クンヘ)大統領の初めての閣議だった。閣議は国政最高審議機関で、大統領令では毎週1回閣議を開くよう定められている。李明博(イ・ミョンバク)政権では毎週火曜日に閣議が開かれた。

26日の閣議がキャンセルされたことについて青瓦台(チョンワデ、大統領府)核心関係者は、「閣議が午前のため国会で鄭ホン原(チョン・ホンウォン)首相任命同意案が処理されておらず、閣議を開くといっても急な懸案がないだけでなくまだ内閣構成もできていないため会議を開かないことにした」と話した。

5年前に李明博大統領は就任2日後である27日に最初の閣議を開いた。当時も韓悳洙(ハン・ドクス)首相から閣僚まですべて盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権の閣僚だったがキャンセルされることはなかった。政府のある関係者は、「2000年以後は1回程度閣議が開かれなかったことがあり、盧武鉉政権と李明博政権では一度も欠かさず閣議が開かれた」と話した。


朴大統領はこの日午後、新任の鄭ホン原首相に対する任命状を授けた。この席で朴大統領は、「政府組織改編案の国会処理が遅れており心配だ。首相が中心となり各官庁がうまく回れるようにしてほしい」と求めたと青瓦台の尹昶重(ユン・チャンジュン)報道官が伝えた。鄭首相はこの日の就任式で、「謙虚に低姿勢で国民に近付き熱心に聞いて疎通する国民のそばにいる首相になる」と話した。これに先立ち国会は本会議を開き、鄭首相に対する任命同意案を197人(72.4%)の賛成で可決した。





大統領と首相しかいない韓国新政権(2)

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