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韓国ロケット「羅老」打ち上げ迫る…盛り上がる周辺地域

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

25日、全羅南道高興を訪れた観光客が遊覧船で発射台に設置された人工衛星搭載ロケット「羅老」を見ている(写真=共同取材団)。

全羅南道高興の羅老宇宙センターでは25日、緊張感と期待感が入り混じっていた。6時間30分の打ち上げ予行演習には、韓国とロシアの技術陣がすべて参加した。技術陣は発射場の地下油圧と空気圧パイプ、各種配線、燃料注入ホースなどを一つひとつ点検した。

気象に異常がなければ、打ち上げ可能時間は26日午後3時30分ー7時の間だ。正確な打ち上げ時刻はこの日午後1時30分に発表される。

打ち上げの場面がよく見える高興宇宙発射展望台と南悅海水浴場、八影山、麗水金鰲島、宝城ボンファ山などには観光客が集まっている。高興地域の宿泊施設が観光客で満室となり、普段は静かな飲食店も客で賑わっている。宿泊業者のチョン・ギョンスンさん(52)は「2カ月ほど前から予約が入り、今週は部屋が満室になっている」と話した。


警察は羅老宇宙センターに続く羅老第1大橋と第2大橋に検問所を設置し、一般車両の出入りを統制している。麗水海洋警察は打ち上げ当日の午後2時30分ー7時10分、周辺海上の船の通行と操業を統制する。

高興住民は静かな雰囲気の中で打ち上げの成功を祈っている。住民のキム・ソンチョルさん(58)は「1回目と2回目の失敗当時は胸が痛んだ」とし「今回は必ず成功して、科学・大韓民国の実力を見せることができればいい」と語った。

高興郡は26日午後3-5時、高興宇宙発射展望台で「高興は宇宙だ」行事を開く。国民の念願が込められた風船飛ばし、宇宙科学者の「羅老」解説、公開音楽会などが準備されている。



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