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“失われた20年”日本が積極的に海外M&A、なぜ?(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
資金調達条件が良くなったのも海外M&Aにつながっている。欧州財政危機による急激な円高のため、グローバル企業を買収する負担が大幅に減った。さらに余裕資金があふれる日本の金融機関が海外M&Aに必要な実弾を供給している。日本銀行(日銀)のゼロ金利、量的緩和政策で、銀行は年1%台の超低金利で融資している状況だ。孫会長も日本の3銀行からスプリント買収に必要な1兆6000億円を困難なく借りることができた。

しかし過度に借り入れに依存するM&Aを警戒する声も多い。ソフトバンクはスプリント買収で負債が3兆9000億円(55兆ウォン)に増えるという懸念から、最近、株価が20%ほど暴落した。株価は16日に反騰(9.6%)したが、格付け機関の否定的な反応は変わらなかった。ムーディーズはソフトバンクの格下げを検討中だと明らかにした。80年代の日本企業が米国の企業・不動産を買収して大きな損失を出した失敗を記憶しているからだ。

“失われた20五”日本が積極的に海外M&A、なぜ?(1)

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