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【噴水台】「駐日公使は残してほしい」 皇帝の哀願が拒否された日、独島も密かに島根県に編入された(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
庚戌国恥日の29日(現地時間)、米ワシントンの旧駐米韓国大使館の内部が韓国の文化財庁調査団に公開された。 亡国102年ぶりだ。 建物の内部の構造がほぼ原形のままというから、安堵と同時にあらゆる感慨がこみ上げてくる。 大朝鮮駐箚米国華盛頓公使館。 むしろ国号の前に「大」の字がなかったとすれば、少しは悲感が和らいでいただろう。 滅びる国の前に「大」の字が付いているため、その不均衡と痛々しさが数倍にも増幅される感じだ。 今の「大」韓民国も実力と知恵が伴わなければ、いつでも一瞬にして虚名に転落する可能性があるという歴史の教訓を骨身にしみて実感する。

元老言論人の洪仁根(ホン・イングン)国際韓国研究院研究委員(77、元東亜日報編集局長)が日本外務省の記録を翻訳して今月15日に出した『大韓帝国の海外公館』によると、日帝が大韓帝国の海外公館閉鎖工作を始めたのは1904年9月6日だった。 駐韓日本公使の林権助はこの日、外相の小村寿太郎に送った長文の機密文書で、「在外韓国公館を閉鎖しなければならず、その前の段階として外交官を召還しよう」と建議した。 外交官に休暇を与える形で帰国させた後、再派遣または後任者派遣をせず、外交業務は日本公館が代わりに処理すれば自然に閉鎖されるという内容だ。 全文には怒りがこみ上げてくる表現がある。 「いくつかの条約国に駐箚している韓国の使臣およびその属僚は、韓帝の虚栄政策によって派遣されたもので、任国で施行すべき使命や国際事務が全くない、ただの無用の長物にすぎない」という部分だ。 大韓帝国の外交官は高宗の虚栄心のため海外に派遣されただけで、実際には使い道もないという意味だ。

【噴水台】「駐日公使は残してほしい」 皇帝の哀願が拒否された日、独島も密かに島根県に編入された(2)

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