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取り戻した華盛頓公使館、主権回復を完成=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

102年ぶりに戻った華盛頓公使館

歴史の帰還だ。滅びた国の忘れられた建物が生還した。米国の首都ワシントンにある大韓帝国公使館の建物が韓国に戻ってきた。奪われてから102年ぶりだ。22日、韓国政府は米国人所有主と売買契約を締結した。

公使館(現在の大使館)には高宗の自主外交の意志が込められている。渦巻く韓半島情勢の中、外交で国家の危機を打開するという戦略だった。1891年、高宗はホワイトハウス付近に常駐公館建物を購入した。そして朝鮮はワシントン外交街に進入した。

しかし高宗の執念は挫折した。1910年、庚戌国恥の亡国とともに公使館は日本に渡った。そして私たちの歴史から長期間消えた。公使館の帰還は主権回復の完成だ。


韓半島の地政学的な運命は変わらない。韓日中三角葛藤の解決は難しい。29日は庚戌国恥102年。日本との外交対立は深まっている。1世紀前の公使館の悲劇は今の歴史の教訓として存在する。



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