竜山公園の主要な道には烏鵲橋をモチーフにした橋(下)が作られる。設計はハスの池(上)など自然をいかすことに焦点を当てた。竜山公園は最初の国家公園で、面積は243万平方メートルだ(写真=国土海洋部)。
ウェスト8と履露斎のコンソーシアムは竜山基地の辛い歴史をぬぐい去る代わりに、残し、感じ、刻む方式の癒しを選択した。竜山は朝鮮末に日本人居住地として使われ始め、日帝時代は日本の兵営として、解放後には米軍基地として使われた。日帝兵営・監獄と一部米軍施設は歴史性を生かして保存する。取り壊される建物の主要地点には小さな標石を残しどんな形態の建物があった場所なのかわかるようにする計画だ。南山(ナムサン)から竜山につながる山の斜面が復元され、公園のあちこちに小川が作られる。漢江(ハンガン)大路など大通りが隣接する地域特性を考え公園内の道にはカササギの模様が彫られた「烏鵲橋(オジャッキョ)」が作られる。
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