米有力紙ニューヨークタイムズが21日に土曜版の記事で朴槿恵(パク・クンヘ)セヌリ党非常対策委員長を取り上げた。「騒がしい民主主義で堕落しないオーラを持つ独裁者の娘(In a Rowdy Democracy,a Dictator’s Daughter With an Unsoiled Aura)」という見出しのこの記事は、10面「土曜プロフィール」欄に掲載された。マーティン・ファクラー東京支局長が書いたこの記事は朴委員長を3種類のイメージを持つ政治指導者と表現した。 「強靭な意志を持った独裁者の娘、堅固な家父長的社会で権力を追求する未婚女性、大企業に友好的な党で社会不平等を批判する政治家…」
その結果、60歳の朴委員長は口数が少なく小さな体格にもかかわらず、たびたび実際より大きく大衆に認識されると明らかにした。一例として、「支持者には両親を失い結婚をあきらめた朴委員長が国のためにあらゆる事を捧げる女性であると同時に聖人のようなイメージに見られる」と説明した。