しかし北朝鮮の主張はミサイル試験を偽装するための策略にすぎない。先月29日にニューヨークで核実験、ミサイル試験発射、ウラン濃縮中断を米国と合意したばかりだ。北朝鮮に「栄養支援」することを約束した米国は不意打ちを食らう格好となった。北朝鮮の策略は、大統領選挙を控えたオバマ米大統領を最大限に利用するということだ。オバマ大統領は年末の大統領選勝利のため、それまで北朝鮮が問題を起こさないことを望むという政治的考慮で支援を約束した。
北朝鮮は06年にテポドン2号を発射し、09年には「光明星2号」発射直後に核実験を行った。こうした前例を考えると、光明星3号の発射予告は「近く核実験もありうる」という暗示だ。これを通じて米国が追加で譲歩するよう圧力を加えるという意図とみられる。米国が米朝合意違反を理由に北朝鮮に圧力を加える場合、「平和的な宇宙利用」という主張で論争するという思惑も見える。
北朝鮮は06年にテポドン2号を発射し、09年には「光明星2号」発射直後に核実験を行った。こうした前例を考えると、光明星3号の発射予告は「近く核実験もありうる」という暗示だ。これを通じて米国が追加で譲歩するよう圧力を加えるという意図とみられる。米国が米朝合意違反を理由に北朝鮮に圧力を加える場合、「平和的な宇宙利用」という主張で論争するという思惑も見える。
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