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中国vs日米EU…レアアース戦争が再燃

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
米国が13日、中国のレアアース(希土類)輸出制限を世界貿易機関(WTO)に提訴する予定だと発表した。ブルームバーグ通信は、ワシントン消息筋の言葉を引用し、「オバマ大統領が中国をWTOに提訴することを決めた」と報じた。また日本の内閣関係者の言葉として「日本政府も中国をWTOに提訴することを考慮している」と伝えた。この日、中国インターネットポータルの新浪網は「欧州連合(EU)も中国のレアアース輸出制限がWTO協定違反だと主張し、WTOに提訴することにした」と伝えた。

レアアースをめぐり中国対西側の全面戦争の気運が高まっている。米国・EUはレアアース輸出制限を理由に09年にも中国をWTOに提訴している。しかし米国・EU・日本が連合戦線を形成して中国をWTOに提訴するのは今回が初めてだ。

最近、中国はレアアース武器化と映る行動を見せてきた。今月10日の全国人民代表大会(全人代)では、鉱山周辺の自然を保護するためにレアアース採掘制限が決定された。これに先立ち中国政府は今年末から西側企業が自国領土内でレアアースを探査できないようにすると明らかにした。また今年のレアアース輸出量も2011年水準に凍結した。この1年間、中国政府はレアアース採掘と輸出を制限する措置を強化したのだ。


米国・EU・日本は「中国政府が一方的にレアアース輸出を制限し、自国産業を保護した」として反発した。中国以外の地域でレアアースの開発を急ぎながら、力を合わせて中国をWTOに提訴するカードを取り出したのだ。

レアアースは言葉通り希少鉱物だ。液晶パネル、光学レンズ、電気自動車バッテリー合金などを製作するの欠かせない物質だ。中国が最大埋蔵量を誇る。2011年末現在、世界レアアースの90%を供給している。



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