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3つの「破壊」が韓国の輸入車10万台時代を開いた(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

昨年8月にオープンした大邱(テグ)のBMW展示場。最近、輸入車の展示場が全国に広がり、コンセプトを持った地域店舗が増えている。

◇小さな車でも=20、30歳代が主要顧客層に浮上しただけに、よく売れる車の大きさも変わった。 かつて輸入車が成功と富の象徴と見なされた時代には、ほとんどが黒の大型車だった。 しかし昨年売れた輸入車を見ると、2000cc以下が4万4334台(42.2%)で最も多く、2000-3000ccが3万4291台(32.6%)で後に続いた。 2010年は2000cc以下が32.4%、2000-3000ccが40.8%だったが、1年間で2000cc以下の比率が大きく増えた。 業界は「車の価格や燃費など維持費を考慮した選択」とみている。 昨年売れた輸入車の35%がディーゼル車という点もこれを後押ししている。

ユン・デソン韓国輸入自動車協会専務は「家はなくてもいい車は欲しいという熱望を持った若い消費者の登場が、輸入車の大衆化の最も大きな原因」とし「こういう若い消費者が全国各地にいて、自分が購入できる輸入車を選ぼうとすると、排気量が小さい車に人気が集まる」と分析した。

登録輸入車10万台時代が開かれた昨年を「輸入車大衆化元年」とするもう一つの理由がある。 1994年に輸入車協会が設立されて以来2010年まで、法人の購入が個人の購入を上回っていたが、これが昨年初めて逆転した。昨年、輸入車企業は国別に明暗がはっきりと分かれた。 ドイツ車は絶好調だった半面、日本車は各種の悪材料で苦戦した。

3つの「破壊」が韓国の輸入車10万台時代を開いた(1)

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