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秋篠宮殿下「天皇にも定年制必要」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
天皇の二男の秋篠宮殿下が30日、「(天皇の)定年制が必要になってくる」とし、現行の「終身天皇制度」の改正を促した。

秋篠宮殿下はこの日、自身の誕生日に合わせて行われた記者会見で、来月78歳を迎える天皇の公務が多すぎるという指摘と関連、「ある一定の年齢を過ぎれば、だんだんいろんなことをすることが難しくなっていく」としてこのように話した。毎日新聞など日本のメディアはこの日、「皇族が『天皇の公務の定年制』に言及したのは極めて異例」として秋篠宮殿下の発言を大きく報道した。ほとんどが「気管支肺炎で2週間入院するなど健康に問題がある父を心配する孝心から出た発言」という反応だ。だが、「上皇制復活など皇室体制の変化にもつながる発言」という分析もある。

日本では江戸時代以前は天皇が後継者に譲位して上皇になる道があったが、現在の皇室は「終身天皇」を採択している。したがって天皇が老いたり病気で公務を遂行することができない場合に備えた具体的規定がない実情だ。


秋篠宮殿下は、「人によって老いていくスピードは変わる。年齢で区切るのかも含めて議論しないといけない」と付け加えた。

一方、女性皇族が一般人と結婚すると皇族の身分を喪失する規定により皇族数が大きく減っている状況と関連し、「皇族数が減るのは国費負担という意味において悪くはないが、皇室維持のために一定の数は必要だ。私もしくは皇太子殿下の意見を聞いてもらうことがあって良いと思う」と話した。



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