この車の2列目のは、飛行機のビジネスクラス座席のように足を伸ばせるように設計されている。さらにギアも運転席の隣ではなく、センターフェイシアにあり、運転席・助手席の間を通路として利用できる。またスイッチを押せば3列目の座席が自動で折りたたまれ、自転車3、4台が入るほどの空間に変わるため、レジャー車両として使える。
「シエナ」は米国でホンダ「オデッセイ」、クライスラー「グランドボイジャー」とともに月1万台以上が売れるベストセラー車。「カムリ」の車体を利用して開発された「シエナ」は米インディアナ州トヨタ工場で全量生産される。部品現地化比率は90%以上で、米国で生産される車のうち、この比率がトップ10に入る。
アラヤ氏は「シエナは米国現地でほとんどの部品を調達し、円高の影響は全体価格の1.2%にすぎない。今後、円高を乗り切るため、海外工場の場合は部品現地調達を高めるのが新車開発戦略となる」と述べた。
アラヤ氏は大阪大学で流体力学を専攻し、1983年にトヨタに入社した。94年にカローラ開発を担当し、現在本社でSUV商品企画(シエナ、タンドラ、セコイア)を総括している。
トヨタ首席エンジニア「円高に対応、シエナは米国で生産」(1)
「シエナ」は米国でホンダ「オデッセイ」、クライスラー「グランドボイジャー」とともに月1万台以上が売れるベストセラー車。「カムリ」の車体を利用して開発された「シエナ」は米インディアナ州トヨタ工場で全量生産される。部品現地化比率は90%以上で、米国で生産される車のうち、この比率がトップ10に入る。
アラヤ氏は「シエナは米国現地でほとんどの部品を調達し、円高の影響は全体価格の1.2%にすぎない。今後、円高を乗り切るため、海外工場の場合は部品現地調達を高めるのが新車開発戦略となる」と述べた。
アラヤ氏は大阪大学で流体力学を専攻し、1983年にトヨタに入社した。94年にカローラ開発を担当し、現在本社でSUV商品企画(シエナ、タンドラ、セコイア)を総括している。
トヨタ首席エンジニア「円高に対応、シエナは米国で生産」(1)
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