北朝鮮と米国は２４日にスイス・ジュネーブで２日間にわたりの２度目の高官級対話をする。

米国側首席代表のボズワース対北朝鮮政策特別代表は２３日に後任者のグリン・デービス国際原子力機関（ＩＡＥＡ）大使と入国し、金桂寛（キム・ゲグァン）第１外務次官と李根（イ・グン）外務省米州局長ら北朝鮮代表団も前日にジュネーブ国際空港から入国した。米国のデービス次期対北朝鮮政策特別代表はこの日、ホテル到着後にロビーで記者らと会い、「予備接触をするか」という質問に「きょうは休息を取ろうと思う」とだけ答えた。外交消息筋は、「米朝の代表団は市内のケンピンスキーホテルに泊まる。２つの代表団が同じホテルに投宿するのは初めて」と話した。これにより会談期間中に双方の非公式接触が活発に行われるという見方も出ている。韓米協議のためジュネーブに来た韓国外交通商部実務陣もこのホテルに滞在することになっており、南北と米国による接触の可能性も出ている。２４日の会談はジュネーブ駐在米国代表部で、２５日の会談は北朝鮮代表部で開かれる。