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<サッカー>李乙容が引退へ…「02W杯4強が人生の支え」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

引退して指導者の道を歩む江原FCの李乙容(イ・ウルヨン、36)。

2002韓日ワールドカップ(W杯)の英雄、李乙容(イ・ウルヨン、36、江原FC)が引退する。23日に江陵(カンヌン)総合競技場で行われる大邱(テグ)FCとのKリーグ試合が告別舞台だ。

李乙容のKリーグ通算記録は289試合で13得点・12アシスト。290番目の試合が終着駅となる。

李乙容は02年W杯‘4強神話’の主役だ。7試合で1得点2アシストを記録した。韓国選手のうち最も多い攻撃ポイントだ。李乙容は「当時の記憶がつらい時に自分のサッカー人生を支えてきた」と語った。


指導者として新たなスタートを切るためにユニフォームを脱ぐ。20日にクラブハウスで会った李乙容は自分のロールモデルにヴァレリー・ニポムニシ元富川(プチョン)監督、ヒディンク元韓国サッカー代表監督、シェノール・ギュネス元FCソウル監督の3人の外国人監督を選んだ。ニポムニシ監督は選手の長所を正確に指摘する。ヒディンク監督は選手の特性に合ったポジションを決める。ギネシュ監督は選手をリラックスさせ、自信を持たせる。

李乙容は過去の所属チームであり、現在ギネシュ監督が率いるトルコのトラブゾンスポルで研修する。指導者資格もトルコで取得することにした。江原道(カンウォンド)に戻って地域サッカーの発展に尽くすのが最終的な目標だ。

李乙容は「江原道で生まれたおかげで、いつも注目と激励を受けてきた」とし「江原FCに来た理由も故郷のファンに報いたかったため」と語った。

悔しい記憶もある。トラブゾンスポル所属だった06年、イングランドプレミアリーグからラブコールを受けた。しかし行かなかった。外国生活に疲れた家族のことを考えて韓国に戻った。李乙容は「当時プレミアリーグに行ったとすれば、私のサッカー人生が変わっていたかもしれない」と言って笑った。



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