呉世勲（オ・セフン）ソウル市長が２６日、市長職から直ちに退くことを発表した。

呉市長はこの日午前、ソウル市庁で開かれた記者会見で「私の進退によって政治権への波紋と行政空白を最小限に抑えるため、直ちに辞退しｔ私の責任をまっとうしたい」と述べた。

呉市長はこれに続き「過剰福祉は必ず重税をもたらし、次世代に重い借金を負わせることになる」とし、「私の辞任を契機に過剰福祉についての討論がさらに活発になり、深度ある展開がなされることを望む」と明かした。


今後１０日間の引継ぎ期間を経て、来月初めにソウル市議会の議長に辞職願を出して公式的に市長職から退くことになる。

１０月２６日に行われると見込まれる出直しソウル市長選挙に与野党のうちどちらが新市長職を務めることになるかによって、来年４月の総選挙と１２月の大統領選挙にもかなり大きな影響を与えることが予想されている。

一方、呉市長は無償給食の住民投票で敗北した場合、市長職から退くとの意思を今月２１日に宣言していた。