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【時視各角】魂なく肉体だけで支えられた国(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
先週、「S(スーパー)級天才を蹴った三星」というコラムで、自ら近づいてきた‘アンドロイドの父’アンディ・ルービンを逃した三星(サムスン)の話を紹介した。 このコラムに対し、ある市民が印象的な意見を書いた。 この市民は「韓国のS級人材は、SKY大学(ソウル大・高麗大・延世大)卒で、外貌と性格が良く、よく気が利いて、笑顔の印象がいい人から選ぶのではないのか」と反問した。 続いて「仮に世界の傑出した経営者が韓国企業に入社願書を出していたとすれば、どういう結果になっていただろうか」と指摘した。

「ビルゲイツ(マイクロソフト創業者)、スティーブ・ジョブズ(アップルCEO)、マーク・ザッカーバーグ(フェイスブック創業者)=大学中退のため書類選考脱落。 アンディ・ルービン=無名大学(米Uticaカレッジ)出身で書類選考脱落。 セルゲイ・ブリン(グーグル)、ラリー・ペイジ(グーグル)、イーロン・マスク(スペースXのCEO)=名門(スタンフォード)大学院をなぜやめたのか。根気がなく夜勤ができないという判断で1次面接脱落。 ネイサン・ミアボルド(インテレクチュアル・ベンチャーズ)=スペックは気に入るが、なぜ料理に狂ったのか、組織不適応が懸念されて最終面接脱落…」。

果たして私たちはこうした皮肉に「それはない」と自信を持って言えるだろうか。 むしろ「いかなる志願者であれ、脱落させる理由は500種類以上は出てくる。(良い企業の)核心はその人を選ぶたった一つの理由をどう探し出すかだ」という鋭い忠告が胸が刺す。 韓国はスペックで生きていく国になって久しい。 大学生は創意性との間に壁をつくり、資格試験と整形手術にすがっている。 就職掲示板には「平凡な地方大出身、成績点3.4、TOEIC800点だが、私は大手企業に入れますか」という不安な質問があふれている。

【時視各角】魂なく肉体だけで支えられた国(2)

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