ロシアのメドベージェフ大統領が15日、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)国防委員長に電報を送り、ロシアの天然ガスパイプラインの北朝鮮通過問題を含む韓国と北朝鮮、ロシアの3カ国協力問題に対する支持の姿勢を明らかにした。北朝鮮の朝鮮中央通信によるとメドベージェフ大統領は光復節66周年を迎えて送った祝電で、「われわれはガス化とエネルギー・鉄道建設分野でロシア・朝鮮民主主義人民共和国・大韓民国間の3カ国プロジェクトをはじめ相互関心事となるすべての方向で朝鮮との協力を拡大する用意がある」と強調した。中央通信は祝電内容を引用しながら「大韓民国」という韓国の正式国号をそのまま使い目を引いた。
メドベージェフ大統領の言及はロシア産天然ガスを韓国に提供する問題と、シベリア横断鉄道・韓半島縦断鉄道接続プロジェクトなどに対する北朝鮮の協力を直接促したものと解釈される。サハリン地域のガス田で生産された天然ガスを北朝鮮経由のパイプラインで輸送する場合、海上輸送よりコストが3分の1に抑えられ、北朝鮮は通関手数料で年間に少なくとも1億ドルの収入を得られるものと予測される。
メドベージェフ大統領の言及はロシア産天然ガスを韓国に提供する問題と、シベリア横断鉄道・韓半島縦断鉄道接続プロジェクトなどに対する北朝鮮の協力を直接促したものと解釈される。サハリン地域のガス田で生産された天然ガスを北朝鮮経由のパイプラインで輸送する場合、海上輸送よりコストが3分の1に抑えられ、北朝鮮は通関手数料で年間に少なくとも1億ドルの収入を得られるものと予測される。
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