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鬱陵島の航空基地を拡張…独島有事の際に迅速対処

ⓒ 中央日報日本語版
独島(ドクト、日本名・竹島)守護のため鬱陵島(ウルルンド)航空基地を大幅拡充する。また海軍所属リンクスヘリコプター1機とUH-60(ブラックホーク)ヘリコプター1機を追加で配置する。

国会国防委の宋永仙(ソン・ヨンソン)議員(未来希望連帯)によると、海軍は6月、鬱陵島(ウルルンド)の1860平方メートル規模の海軍航空基地を5040平方メートル規模に拡張する工事の契約を締結したという。

海軍は予算94億ウォン(約7億円)を投じて2013年4月までに現在の駐機場(1500平方メートル)を3540平方メートルに拡張し、ヘリコプターなどを保管する格納庫も増築する計画だ。海軍は基地拡張後、リンクスヘリコプターとUH-60を各1機ずつ追加で配置し、従来のリンクスヘリコプター1機と海上警察ヘリコプター1機を含めて計4機を運用する。


鬱陵島から独島まで距離は90キロで、リンクスヘリコプターなら25-30分で到着できる。ブラックホークの場合、到着時間はさらに短くなる。鬱陵島航空基地の拡張は、独島で緊急状況が発生した場合、速かに対処するという目的もあるとみられる。

有事の際、韓国の海軍艦艇が慶尚北道蔚珍(キョンサンブクド・ウルチン)竹辺(チュクビョン)港や東海(トンヘ)港から出発し、独島に最も早く到着する時間はそれぞれ4時間1分、4時間26分だが、日本艦艇は隠岐から出動すれば独島まで2時間50分、島根県恵曇港から3時間18分しかかからない。



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