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米政府 「韓国、積極的に南北関係進展を」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
米政府の関係者らが北朝鮮の核問題と関連し、「南北対話が先」という原則を再確認しながらも、「今は韓国が南北関係の進展に積極的に取り組んでほしい」と要求した。南北対話-朝米対話-6カ国協議という北朝鮮の核問題解決手続きを早期に踏むために韓国が動いてほしいと求めたのだ。

金星煥(キム・ソンファン)外交通商部長官とクリントン米国務長官は24日(現地時間)、ワシントン国務省で会談し、北朝鮮問題について協議した。会談には韓国側から魏聖洛(ウィ・ソンラク)韓半島平和交渉本部長、趙賢東(チョ・ヒョンドン)北核外交企画団長、金炯辰(キム・ヒョンジュン)北米局長、米国側からキャンベル次官補(東アジア・太平洋担当)、ボズワース対北朝鮮政策特別代表、6カ国協議特使内定のハート氏が同席した。

これに先立ち金泰孝(キム・テヒョ)青瓦台(チョンワデ、大統領府)対外戦略秘書官はワシントンを訪問し、ラッセル・ホワイトハウス国家安保会議(NSC)アジア太平洋担当補佐官と会談した。金長官はトドニロン・ホワイトハウス国家安保補佐官とも別に会った。


ワシントン消息筋は「両国当局者間のさまざまな接触過程で、米国側が『オバマ政権発足後3年近く北朝鮮に対する介入(engagement)が行われていない状況は望ましくない。今は韓国が南北関係の進展に積極的に乗り出してほしい』と要求した」とし「いつよりも米国側のこうした要求が強かった」と説明した。

別の消息筋は「米国は対北朝鮮接触が中断した状況で、北朝鮮が濃縮ウランプログラム(UEP)をずっと進展させているのに対し、深く懸念している」とし「これ以上は放置できず、早く中断させなければならないという立場」と述べた。

また「オバマ政権は来年の大統領選挙を控え、北朝鮮が追加の核実験などで危機を助長し、選挙に悪影響を及ぼす可能性を懸念している」とし「オバマ再選のための戦略が政策決定の最優先基準として登場している」と伝えた。

米国のこうした立場は、天安(チョンアン)艦・延坪島(ヨンピョンド)問題に関して北朝鮮の謝罪など原則的な立場を守っている韓国政府に負担として作用する可能性が高い。

クリントン長官は記者会見で、「米国は北朝鮮との直接対話に開かれた立場だが、北朝鮮が(先に)韓国との関係を改善すべきだという立場を維持している」とし「南北が自ら紛争解決のために努力するという条件の下でのみ北朝鮮対話を進めるだろう」と話した。

金長官は特派員との懇談会で「南北対話をあきらめているわけではない」としながらも「私たちと関連した問題をいかなる形であれ確認してからでないと進展は難しい」と述べた。



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