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イランの核施設を攻撃した“サイバーミサイル”、韓国で試演

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
「スタクスネット(Stuxnet:国家主要基盤施設を攻撃するコンピューターウイルス)の脅威はサイバー犯罪レベルでなくサイバーミサイルだ。インターネット基盤でハッキングするDDoSとは次元が違う低コスト・高効率の最先端武器だ」。

14日に国軍機務司令部がソウル空軍会館で主催した第9回国防情報保護カンファレンスで、「スタクスネットハッキング」を試演した林鍾仁(大イム・ジョンイン)高麗(コリョ)大情報保護大学院教授の言葉だ。

スタクスネットは昨年9月にイラン核施設が攻撃されて有名になった新種悪性コードだ。個人のUSBを通してセキュリティーが徹底した施設の制御システムに入り込む。林教授は「イランは事件発生後『特に問題はない』と話していたが、結局2カ月後に1000余台の遠心分離機の稼働を中断した」と説明した。


ニューヨークタイムズは1月、米国とイスラエルがイランの核開発を阻止するためにスタクスネットを共同開発し、攻撃したという疑惑を提起した。

林教授は「スタクスネットは破壊情報とともにセルフハイディング(self hiding)機能もあり、コンピューター防御モニタリングも通過する」とし「コンピューター内部網と外部網の連結地点のセキュリティー強化など対策を用意する必要がある」と述べた。また「問題は仁川(インチョン)空港や三星(サムスン)電子など主要基盤施設がスタクスネットにぜい弱なシステムで運営されている点」と強調した。

行事には金相基(キム・サンギ)陸軍参謀総長、金盛賛(キム・ソンチャン)海軍参謀総長、ユ・ナクジュン海兵隊司令官、成日煥(ソン・イルファン)空軍参謀次長ら軍首脳部が出席した。機動部隊司令室の関係者は「北朝鮮のサイバー攻撃に対する軍の懸念と関心が反映された」と語った。



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