2004年に個人ブログから始まった「Kpop France」(www.kpop.fr)サイト。現在月平均訪問者数が50万人に達する。韓国大衆音楽専門データベースを持ち韓国芸能ニュースをほぼリアルタイムで翻訳し提供する。
別のフランスサイト「allkpops」も毎月平均訪問者数が300万に及ぶ。フェースグループフレンドも4月末に58万人を超えた。ベルギー・ブリュッセルから送られる韓国ドラマのVODチャンネル「Drama Passion」にはフランス、ルクセンブルク、オランダ、英国の若者らが集まる。今年オープンしたK-POP専門ウェブラジオ「Kpop FM」が曜日ごとにSMエンターテインメント、YGエンターテインメントなど事務所別に編成している。韓国ドラマ専門ファンサブ(有志による字幕翻訳サービス)サイトの「WithS2」のチーム員は270人を超える。ドラマ中心のファンサイト「Dream Bean」は同時アクセスが平均700~800人に達するほど人気が高い。
欧州での韓流ブームについての初の総合報告書が出された。仏ボルドー大学言論情報学科のホン・ソクキョン教授が13日、釜山(プサン)のBEXCOで開かれた韓国言論学会の学術大会で発表する「西欧の東アジア大衆文化享有を理解する」と題した報告書だ。
欧州での韓流コンテンツの人気は想像以上だ。ホン教授は韓国ドラマと大衆音楽を共有するインターネットサイト20件を紹介した。韓国ドラマは欧州で平均15~17の言語に翻訳されている。「花より男子」の場合、韓国での放映後3~4日で20カ国語を超える字幕が付けられた。4カ国語以上に翻訳されるドラマの割合を見ると、日本のドラマより韓国のドラマがはるかに高い。最近は「無限挑戦」「ミュージックバンク」などバラエティ番組まで字幕サービスが拡大している。
欧州の韓流ブームの震源地はフランスだ。特にフランスに吹く日本漫画ブームが下地になった。日本の漫画をドラマ化した韓国ドラマを楽しむ韓国ドラマファンに進化したのだ。彼らが主に25~40歳の女性に集中する1次韓国ドラマファンなら、2次韓国ドラマファンはK-POPを好み、その歌手が出るドラマを見る青少年層だ。
ドラマのキャラクター進化も決定的な要素だった。武術に通じていたり女性を魅惑する幼児的存在という既存の西欧メディアのアジア男性に対するステレオタイプを超え、筋肉質でロマンティック、ダンスと歌もうまく以前のハリウッドスターに匹敵する魅力的な存在として描かれている。こうした魅力的な男性俳優とともに韓国ドラマの「つつましいラブストーリー」が、ロマンチシズムが消え去った西欧大衆文化に食傷した女性視聴者をひきつけているとの分析だ。
K-POPもまた短い期間でウイルス的に広まった。長期間にわたりアンダーグラウンド音楽として定着していたJ-POPとは事情が違う。また音楽だけでなくファッションまで注目されている点で文化的影響が大きくなると予想される。特にファンサイト、ソーシャルネットワーク(SNS)などサイバー空間が大きな役割をした。現地公演がほとんどなかった韓国歌手が100%デジタルメディアを通じて成長してきたのだ。
ホン教授は、「K-POPは2000年代初め以降、西欧から消えたボーイズバンド、ガールズバンドの空白を埋めている」と分析する。また、「少女を対象にした大衆文化コンテンツが絶対的に不足した欧州で強力な影響力が予想される」と述べた。K-POPアイドル歌手が実力派総合エンターテイナーという点も肯定的に評価した。10代を超え多様な世代にアピールできる魅力に挙げた。J-POP・K-POPのラジオがフランス国内で多文化指数が高いマルセーユ地域に初めて誕生したように、フランスの若い世代の多文化・混種文化に対する熱望も韓流ブームのひとつの要因だと説明している。
別のフランスサイト「allkpops」も毎月平均訪問者数が300万に及ぶ。フェースグループフレンドも4月末に58万人を超えた。ベルギー・ブリュッセルから送られる韓国ドラマのVODチャンネル「Drama Passion」にはフランス、ルクセンブルク、オランダ、英国の若者らが集まる。今年オープンしたK-POP専門ウェブラジオ「Kpop FM」が曜日ごとにSMエンターテインメント、YGエンターテインメントなど事務所別に編成している。韓国ドラマ専門ファンサブ(有志による字幕翻訳サービス)サイトの「WithS2」のチーム員は270人を超える。ドラマ中心のファンサイト「Dream Bean」は同時アクセスが平均700~800人に達するほど人気が高い。
欧州での韓流ブームについての初の総合報告書が出された。仏ボルドー大学言論情報学科のホン・ソクキョン教授が13日、釜山(プサン)のBEXCOで開かれた韓国言論学会の学術大会で発表する「西欧の東アジア大衆文化享有を理解する」と題した報告書だ。
欧州での韓流コンテンツの人気は想像以上だ。ホン教授は韓国ドラマと大衆音楽を共有するインターネットサイト20件を紹介した。韓国ドラマは欧州で平均15~17の言語に翻訳されている。「花より男子」の場合、韓国での放映後3~4日で20カ国語を超える字幕が付けられた。4カ国語以上に翻訳されるドラマの割合を見ると、日本のドラマより韓国のドラマがはるかに高い。最近は「無限挑戦」「ミュージックバンク」などバラエティ番組まで字幕サービスが拡大している。
欧州の韓流ブームの震源地はフランスだ。特にフランスに吹く日本漫画ブームが下地になった。日本の漫画をドラマ化した韓国ドラマを楽しむ韓国ドラマファンに進化したのだ。彼らが主に25~40歳の女性に集中する1次韓国ドラマファンなら、2次韓国ドラマファンはK-POPを好み、その歌手が出るドラマを見る青少年層だ。
ドラマのキャラクター進化も決定的な要素だった。武術に通じていたり女性を魅惑する幼児的存在という既存の西欧メディアのアジア男性に対するステレオタイプを超え、筋肉質でロマンティック、ダンスと歌もうまく以前のハリウッドスターに匹敵する魅力的な存在として描かれている。こうした魅力的な男性俳優とともに韓国ドラマの「つつましいラブストーリー」が、ロマンチシズムが消え去った西欧大衆文化に食傷した女性視聴者をひきつけているとの分析だ。
K-POPもまた短い期間でウイルス的に広まった。長期間にわたりアンダーグラウンド音楽として定着していたJ-POPとは事情が違う。また音楽だけでなくファッションまで注目されている点で文化的影響が大きくなると予想される。特にファンサイト、ソーシャルネットワーク(SNS)などサイバー空間が大きな役割をした。現地公演がほとんどなかった韓国歌手が100%デジタルメディアを通じて成長してきたのだ。
ホン教授は、「K-POPは2000年代初め以降、西欧から消えたボーイズバンド、ガールズバンドの空白を埋めている」と分析する。また、「少女を対象にした大衆文化コンテンツが絶対的に不足した欧州で強力な影響力が予想される」と述べた。K-POPアイドル歌手が実力派総合エンターテイナーという点も肯定的に評価した。10代を超え多様な世代にアピールできる魅力に挙げた。J-POP・K-POPのラジオがフランス国内で多文化指数が高いマルセーユ地域に初めて誕生したように、フランスの若い世代の多文化・混種文化に対する熱望も韓流ブームのひとつの要因だと説明している。
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