2兆2000億ウォン(約1687億円)をかけ開発された韓国の超音速高等訓練機「T-50」。
KAIと米ロッキードマーティンが1997から8年間にわたり共同開発したT-50高等訓練機は韓国初の超音速飛行機だ。別称は「ゴールデンイーグル」だ。1機当たりの価格は2500万ドル。性能は優秀だがロシアの「YAK-130」など競合機種との価格競争に押されシンガポールやアラブ首長国連邦からの受注には失敗した。そこで今回は部品価格を最大限抑え、今後2~3年間の後続総合軍需支援(ILS・部品提供とアフターサービス管理)の“おまけ”をつけて交渉した。一部では“安値販売”という話も出てきたが、政府とKAIは初めての輸出に大きな意味を置いている。インドネシアはロシアの武器システムと西側の武器システムをともに運用する国だ。そのためポーランドなど旧社会主義国の訓練機市場攻略にもつながる見通しだ。金社長は、「米国・イスラエル・ポーランドなども訓練機交替計画を持っていると」と話した。米国は空軍500機、海軍200機の700機を導入する予定だ。
世界6番目に超音速機「T-50」を輸出…米国市場も視野に(2)
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