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中国はステルス機能を備えた「022型ミサイル高速艇」を運営するのに続き、ステルス潜水艦も開発するなど海でも戦力を高めている。
代表的な武器体系は人民解放軍東海艦隊が保有するミサイル高速艇。中国は昨年7月、西海(ソヘ、黄海)韓米連合訓練に先立ち、東中国海(東シナ海)海上で最新ステルス高速艇を見せた。C-802対艦巡航ミサイル8基と30ミリ機関砲を搭載したこの高速艇は、レーダーと赤外線の探知を避けるステルス技術を適用している。特に4基の水噴射推進体を搭載し、スクリューを使う艦艇とは違って水泡が発生せず、レーダー探知はさらに難しい。
速度は時速74-93キロまで出ると推定される。中国海軍はステルス高速艇で母艦を攻撃できるよう7隻以上の022型高速艇が編隊を組んで包囲する訓練しているという。09年の軍事雑誌「ジェーン・ディフェンス」によると、中国はこれを81隻保有し、さらに追加で建造している。1隻当たりの建造費は約150億ウォンと価格競争力がある。
中国はステルス戦闘爆撃機が空中攻撃を主導した91年の湾岸戦争を見ながら、ステルス技術を確保するのに力を注いだ。米ハワイ州検察は昨年、レーダーと赤外線の探知を避けられるステルスミサイル技術を中国に売り渡したとして、B-2ステルス戦闘爆撃機の開発関係者を起訴した。B-2のステルス胴体設計技術はすでに数年前、中国に流出したという疑惑を受けている。
中国はステルス技術を潜水艦にも適用しているという。北東アジア軍事地形に及ぼす影響のため、中国はステルス潜水艦の保有については閉口している。しかし昨年公開された人民解放軍の元級新型潜水艦はステルス技術で作った最初の潜水艦と西側専門家らは見ている。昨年9月、人民解放軍海軍潜水艦学院のダリャンルン教授(43)がステルス潜水艦技術に関する「画期的業績」で中央軍事委員会から一等功勲賞を受けたからだ。中央軍事委の功勲賞は、軍事委主席の胡錦濤国家主席の名義で授与される軍事部門の最高権威の賞。中国がステルス機能を極大化する特殊塗料を開発したり関連技術を獲得した可能性が高いということだ。
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