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国防部「天安艦、北の魚雷で沈没」…合同調査結果報告書を公開

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
 国防部は13日、天安(チョンアン)艦は北朝鮮潜水艦(艇)が発射した音響誘導魚雷の水中爆発で沈没したという内容の「天安艦襲撃事件合同調査結果報告書」を出した。

5月20日の調査結果発表から4カ月後、ハングル(289ページ)・英語(313ページ)版と漫画(天安艦襲撃事件の真実、32ページ)の3種類がこの日公開された。今回の報告書には調査に参加した米国・英国・オーストラリア・スウェーデン調査団長の署名が入っている。核心内容は5月の発表当時と同じだが、シミュレーション結果などを補完している。

報告書は天安艦沈没の原因について「魚雷による水中爆発で衝撃波とバブル効果が発生し、船体が切断されて沈没した」と結論づけた。また「水中爆発地点はガスタービン室の中央から左舷3メートル、水深6-9メートル程度」とし「武器体系は北朝鮮で製造・使用される高性能爆薬250キロ規模のCHT-02D魚雷と確認された」と明らかにした。


座礁・衝突・疲労破壊・内部爆発、ミサイル攻撃による外部爆発や機雷爆発などによる沈没の可能性はない、と整理した。シミュレーションの結果、水深6メートルでTNT250キロ、水深7メートルでTNT300キロ、水深7-9メートルでTNT360キロの爆薬がそれぞれ爆発した時、天安艦の切断面と似た爆発現象が発生することが明らかになったと、報告書は伝えた。

報告書は事故現場の海底付近で発見された沈没船舶および海底のくぼみも公開した。天安艦の艦尾から250メートル離れた水深47メートルの海底で見つかった未詳の沈没船は高さが10メートルだった。数十年前に沈没した商船と推定され、報告書は水深からみて「天安艦の航海に問題はなかった」と明らかにした。この船と艦尾の間で発見された半径20-40メートル、深さ1.8メートル規模のくぼみは、天安艦事件とは関係がなく、潮流によって生成されたものと結論づけた。

決定的な証拠である魚雷推進体部品に書かれた「1番」表記のインクが魚雷の爆発にもかかわらず残っている理由について、報告書は「水中であるため熱が伝わらなかった」と明らかにした。

KAIST(韓国科学技術院)熱力学専門家の宋泰鎬(ソン・テホ)教授が魚雷爆発時の温度変化を研究した結果、「1番」文字が書かれた魚雷推進体の後ろの面は熱が伝導せず、温度変化がほとんどなかったという結論も紹介した。しかし、インクの原料を精密分析した結果、ほとんどの国で似た原料を使用しているため、製造国を識別することはできなかったと、報告書は説明した。



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