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【社説】独島領有権主張、日本はうんざりしないのか

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
 日本にまたやられた。昨日発表した2010年版防衛白書で、日本政府がまた「独島(ドクト、日本名・竹島)は日本の領土」とうんざりする歌を歌ったのだ。根も葉もない主張を毎回繰り返して日本は飽きないのか。時期がくれば繰り返すオウムのような声を聞かなければならない私たちとしては本当にたまらない。日本がいくら「わが国の領土」と叫んでも、韓国が実効的に支配している独島の領有権は何一つ変わらない。頼むからいい加減にしてほしい。

私たちは菅直人日本首相が韓日強制併合100年を迎えて、植民地支配に対する痛切な反省と心からのお詫びを込めた謝罪声明を発表するのを見て、ひょっとしたらという期待を抱いた。しかしちょうど1カ月後、結局、独島領有権主張で私たちの感情を逆なでした。裏と表が違う日本を見るようだ。

防衛白書で日本政府は「わが国固有の領土である北方領土や竹島の領土問題が依然として未解決のまま存在している」と主張した。05年から毎年、防衛白書に記述してきた内容を、一文字も変えずにそのまま繰り返したのだ。自民党から民主党に政権が交代しただけに、もしかしたらという期待があったが、夢想になってしまった。政権のカラーに関係なく、独島問題に関するかぎり日本の政治家の考えは少しも変わらないという事実が明らかになったのだ。日本と未来志向的な関係を模索するというのがどれほど至難の業かを改めて痛感する。


独島をめぐるつまらない攻防をいつまで続けなければならないのか、残念でならない。日本が独島問題で攻撃してくれば私たちが反撃し、静かになる頃にまた攻防が繰り返されるというパターンはどれほど続いているだろうか。独島は歴史的にも地理的にも国際法的にも明白な大韓民国の領土だ。日本がいくら騒いでも変わるものはない。騒ぐほど口が痛いだけだ。考えのある日本人なら韓日関係の未来のために独島を紛争対象から引き下ろす時期になった。日本の知識人と政界の覚醒と決断を促す。



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