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国内の自動車部品会社、BMWなどと相次いで納品契約

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
 国内の自動車部品会社が世界的な自動車企業と大規模な納品契約を結んでいる。国内2位の自動車部品会社マンドは、独BMWから2100億ウォン(約150億円)規模のブレーキ装置主要部品キャリパーブレーキを受注したと5日、明らかにした。同社は2013年からBMWにキャリパーブレーキを供給する。

マンドは昨年、仏プジョー・ルノーと各1億ドル以上の契約をしたのに続き、今回、プレミアムブランドのBMWに部品を供給することになった。マンド側は韓・欧州連合(EU)自由貿易協定(FTA)が発効すれば、関税の廃止で価格競争力が高まり、欧州進出がさらに活性化するとみている。

先月には現代(ヒョンデ)車グループ系列の現代ウィアやGMから3000億ウォン規模の等速ジョイント310万台の契約を受けた。等速ジョイントとは、エンジンと変速機から出てくる動力を車輪に一定に伝える動力伝達装置。


国内1位部品会社の現代モービスは昨年22億ドル規模の海外納品契約実績を記録した。今年から7年間、米クライスラーに動力装置とシャーシーを組み合わせたフロント・リアシャーシーモジュール20億ドル分を供給する。ベンツを製造する独ダイムラーとは1億3000万ドル相当のオーディオと知能型バッテリーセンサー供給契約を結んだ。今年の売上高20兆ウォンを目標とする現代モービスは、2020年までに「世界部品企業トップ5」に入るという目標の下、現代車グループ以外の売上比率を40%にまで拡大する方針だ。

中央大学のイ・ナムソク教授(経営学)は「現代・起亜車が品質競争力を前面に出しながらグローバルトップ5入りし、国内部品会社も世界的な品質水準が認められるようになった」とし「優れた技術、短い開発期間などの強みを前面に出し、今後、海外納品はさらに活発になるだろう」と分析した。

昨年基準で世界100大自動車部品会社の60%はドイツ・日本企業が占めている。韓国は5社にすぎない。ユジン証券の自動車担当アナリストは「最近のように部品会社のグローバル納品が増えれば、2020年には15社以上が100位内に入るだろう」と述べた。



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