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左・成沢vs右・克烈…北朝鮮は‘第2人者’パワーゲーム中(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
 消息筋は「呉克烈は自分が主導してきた外資誘致事業に割り込んだ張成沢と金養建に対して相当な不快感を抱いており、現在、朝鮮大豊グループと朝鮮国際商会が主導権争いを繰り広げている」と述べた。

北朝鮮の最高公安機関である国家安全保衛部もこうした事態を懸念していると、消息筋は伝えた。保衛部は特に、朴哲洙総裁の背後に中国国家安全省があり、中国が朴総裁と朝鮮大豊グループを通して大規模資本を投入し、北朝鮮経済の掌握を狙っている、という疑いを抱いているという。しかし北朝鮮保衛部は、朴総裁を後援する張成沢ら権力中枢人物を意識し、金正日にこうした事実を報告できずにいると、消息筋は説明した。

張成沢は、金正日委員長が平壌市(ピョンヤンシ)10万戸住居建設の責任を任せるなど、経済分野の権限を確保しながら勢力を強めてきた。先月の最高人民会議で、金正日委員長によって国防委副委員長に就いた後からは、各種行事で夫人の金敬姫労働党軽工業部長より先に呼称されるなど、権力序列で上位にいる。


張成沢との間で葛藤が生じている李済剛(イ・ジェガン)労働党組織指導部第1副部長は最高人民会議の5日前、経緯不明の交通事故で死亡し、朴明哲(パク・ミョンチョル、体育相)をはじめとする張成沢の側近が次々と復帰している。

キム・ヨンヒョン東国大北朝鮮学科教授は「北朝鮮権力の中心軸である張成沢・呉克烈の間の利権争いが本格的な権力葛藤に深まる場合、北朝鮮後継の行方や構図にも微妙な影響を及ぼす可能性がある」と述べた。



左・成沢vs右・克烈…北朝鮮は‘第2人者’パワーゲーム中(傂)

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