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MCM、ロッテ百貨店の名品ゾーンへ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
 05年にソンジュグループが買収したファッション雑貨ブランドMCMが、世界最高の名品ブランドが集まるソウル小公洞(ソゴンドン)ロッテ百貨店本店の名品ゾーンに入った。MCMは本店地下1階の雑貨ゾーンにあった売り場を1階の名品ゾーンに移し、18日に開店する。

ロッテ百貨店の名品ゾーンに入店する国内ブランドはMCMが初めて。現在、名品ゾーンにはクリスチャンディオール・フェラガモ・グッチ・フェンディ・プラダなど世界的な11ブランドが入店している。

名品ゾーンのMCM売り場ではMCMの「ゴールドライン」製品を主に販売する計画で、ロッテだけで販売する「Exclusive」(ロッテ専用)製品も登場する。MCMは昨年9月、米国の最高級デパート「Saks Fifth Avenue」15カ所に韓国ブランドでは初めて入店した。


MCMのハン・ヨンア常務は「今年2月はSaks Fifth Avenueの注文量が開店当時に比べて40%増えるなど、米国市場で急速に成長している」とし「米国デパート追加入店のための交渉を進めている」と述べた。米国ではリディア・ハースト、ハイディ・クルム、シンディ・クロフォードなど有名モデル・芸能人が愛用している。

MCMは昨年、ロッテ百貨店全体で670億ウォン(約53億円)、本店地下1階だけで67億ウォン分を販売し、ハンドバッグコーナーでは最も売上高が多かった。

ロッテ百貨店のファン・キュワン雑貨部門長は「MCMが国内ブランドでありながらも差別化・高級化に成功した点を高く評価し、今回の本店名品館に売り場を移転した」とし「今後も実力ある国内ブランドが輸入名品ブランドと競争できる雰囲気を作っていきたい」と述べた。



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