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【小沢氏来韓】小沢氏、VIP車には乗らずレンタカー

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版



講演場である国民大学術会議場には開始時刻前の午前9時から日本メディアのカメラが陣取り始めた。中国訪問から随行した記者13人と、ソウル駐在日本特派員20人余りが殺到した。8月の総選挙で自民党54年体制に終止符を打ち、日本の政治史に一線を引いた小沢氏の力とそれに対するメディアの関心を反映した。11日に始まった小沢氏の訪韓は徹底的に個人訪問形式だった。1年半前、国民大学日本学研究所長のイ・ウォンドク教授との約束を守るためだった。日本の国会議員143人を含み、600人の大規模訪問団を導いて中国を訪問した仲間を残し、韓国に来た小沢氏は随行員3人しか同行しなかった。在韓日本大使館には「個人訪問だから気を使わないでほしい。税金を浪費してはいけない」という意を伝えたという。韓国政府が提供しようとしたVIP車にも乗らず、直接レンタルした黒の「スタークラフト」乗合車に4人が乗って行動した。小沢氏は政策関連の内容については「質問しても答えることができない」と強調したが、鳩山首相との関係を意識したようだった。

小沢氏は講演中、原稿をほとんど見ずに隣の家のおじさんのような気軽な雰囲気で話した。貧しい田舍の自然の中で暮らしてきた幼少時代についても言及した小沢氏は「母が『男は絶対に言い訳してはいけない。絶対に泣いてはいけない』としつけられ、これを信念として守ってきたが、このためメディアからは良い評価を聞けないようだ」と何回も日本メディアに対し、残念そうな心情を示した。

囲碁も政治も「待つより先制攻撃」

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