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日本の小沢一郎民主党幹事長は「歴史的に中国は周辺国、特に韓半島と日本に文化・経済・軍事的に多くの影響を与えたアジアの大国」とし「中国と韓、日3カ国が連帯を深めることが重要だ」と強調した。「北東アジア、極東地域は政治体制と経済構造の違う国々が現実的に近接しており、非常に不安な地域」とし「安定した平和地域にするのが韓日両国民に課された課題」と強調した。
「どんな韓国料理が好きなのか」という質問が出たときには待ってましたというように「韓流」について言及した。「日本社会は韓国の文化的な面を何の抵抗感や偏見なしに受け入れている」とし、韓国ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」が面白かったと述べた。「好きな食べ物はキムチだが、キムチさえあればご飯は何杯でもいける」と話した。
「青年や大学生に人生の助言をしてほしい」という趣旨の質問には「歴史的使命感を持ち、人間として相互紐帯を深めることを願っている。何の考えもなく大学に通ったり、時間を過ごしてほしくない」と忠告した。教育問題について話す際、日本の官僚社会に対してもっている批判的見方も示した。「学校の勉強ばかりではいけない。勉強には多くの意味がある。学生時代、勉強にのみ熱中し、東京大学のような有名大学を卒業した後、エリートと認められて中央官庁に入るが、日本でいちばん悪い評価を受ける人々もここにいる人々」と述べた。
また「リーダーになるためには高い意を抱き、働こうと思う分野で、必要な多様な経験と知識を増やさなければならない」とし「私は青少年時代、西洋と東洋の歴史を学びながら、歴史小説や歴史書をむさぼり読んだ」と述べた。そして「皆さんの年齢に戻ることができたら、すべてのものを脱ぎ捨てて戻りたい。かなわない夢というものを知っている。皆さんは、後で後悔しないよう、熱心に勉強しなければならない」と重ねて述べた。
日本国民に対する評価も率直だった。「日本国民は長い歴史の中、島国なのでほかの国より平和な生活をしてきた。そのため、判断して行動した後で責任を負う自立心に欠けている」と述べた。自立心は重要なリーダーの資質だとも述べた。米国民に対する評価も添えた。小沢氏は「米国民は好きだが、ちょっと単純な面がある。長所でもあって悪い点でもある」と言った。米国の政治家の中でニクソン元大統領が好きだと明らかにした同氏は「ニクソン元大統領は米国では評価も悪い。私も評価が悪いから、互いに通じるのかもしれない」と話した。
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