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建築巨匠安藤忠雄の新作が済州に…本態博物館に「ボンスター」オープン

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

ステンレスの外壁で建てられた本態博物館ボンスター全景。[写真 本態博物館]

済州道(チェジュド)の西帰浦(ソグィポ)に世界的建築家安藤忠雄の新作展示館が設けられた。本態(ポンテ)博物館は8日、安藤忠雄が設計した新規展示館「ボンスター」をオープンしたと明らかにした。7日に一般公開が始まったボンスターは、2012年に済州に開設された本態博物館の新館だ。ボンスターは外壁にステンレス材を使ったのが特徴だ。ステンレスの反射特性を生かし時々刻々と変わる済州の光と水、雲と海などの自然風景を建築に取り入れた。安藤忠雄建築の特徴である打ちっ放しコンクリート工法で作った既存の本館とともに済州の自然との調和を本質に置いて設計した。

◇済州島と直島特別展も


室内空間は装飾を最小化し余白と静寂を強調した。観覧客が作品鑑賞に集中できるよう設計した。博物館は開館を記念し1階企画展示室で特別展「安藤忠雄:海-済州島と直島」を開いている。


◇草間彌生の「カボチャ」「無限の鏡の間」展示

世界に散らばっている安藤忠雄の主要プロジェクトを建築模型とドローイング、映像などを通じて紹介する展示だ。安藤忠雄の作業旅程に沿って「海と島」を中心に形成された建築哲学を深く紹介する。本館第3展示館に設置した草間弥生の代表作「カボチャ」と「無限の鏡の間-魂の輝き」は新館の地下展示スペースで観覧できる。

◇ルーフトップでは山房山一帯の風景眺望

2階にはアフタヌーンティーとシャンパンを楽しめる予約制カフェ「テラスバー」がある。建物の屋上では山房山(サンバンサン)一帯の風景と彫刻家パク・ソンギの作品をともに鑑賞できる。本態博物館関係者は「新館ボンスターは安藤忠雄の建築世界の現在を最も濃い密度で見せる空間で、済州という場所柄と出会って新しい意味を得た。展示を通じて観覧客が建築と芸術、自然の間をゆっくりと散策しながら、滞在と没入の時間を得ることを望む」と話した。

◇済州には安藤忠雄の作品がもっとある

一方、済州には安藤忠雄の哲学を見せる建築物がさらにある。西帰浦のソプチコジ近くに2008年に建てられたフェニックスアイランドの主要建築物も彼が設計した。済州の自然との調和が特徴の「ジーニアスロサイ」と「グラスハウス」がその主人公だ。ジーニアスロサイは瞑想空間として使われたが2017年からアールヌーボーのガラス工芸作品を展示するアールヌーボーミュージアムに進化した。アールヌーボーは19世紀の欧州で起きた工芸運動だ。グラスハウスはレストランとして使われたが昨年ベーカリーカフェ「フロイースト」に変身した。

◇安藤忠雄の建築、光と水を結合した節制の美学

安藤忠雄は独学で建築を学び世界的巨匠に上った人物だ。若い時期にプロボクサーとして活動し、世界各地を旅行しながら西洋建築を直接調査して建築世界を構築した。打ちっ放しのコンクリートと光、水を結合した節制された建築美学で国際的名声を得た。1995年に建築界最高権威のプリツカー賞を受賞した。



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