北朝鮮の国旗
政府筋は17日、聯合ニュースに「ロシアの湖で溺れて死亡したのはキム総長ではなく別の人」とし、報道内容は事実ではないと伝えた。
これに先立ち米ニューズウィークはロシアのテレグラムチャンネル「SHOT」を引用し、ロシアを訪問したキム総長がモスクワの湖で泳いで溺死したと報道した。
朝鮮中央通信によると、キム総長は人民軍軍事教育幹部代表団の団長としてロシア訪問のため8日に平壌(ピョンヤン)を出発した。まだキム総長をはじめとする代表団がロシア訪問日程を終えて帰国したという北朝鮮メディアの報道はない。
一方、代表団はロシア側の軍事教育機関と交流・協力案を議論したと推定される。
朝ロ間の軍事協力は国連安全保障理事会(安保理)決議違反に該当する。
韓国政府は「北の軍事力増強に直接・間接的に役立ついかなる協力も国連安保理決議違反であり、国際社会の監視と制裁の対象」とし、朝ロ軍事協力に対応するための北朝鮮に対する独自制裁対象を指定したと明らかにした。朝ロ間の武器運送、対北朝鮮精製油搬入と北朝鮮の核・ミサイル開発に関与したロシア、北朝鮮、第3国の機関5カ所、船舶4隻、個人8人を独自制裁対象に指定することにした。
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