ロシアのウラジーミル・プーチン大統領報道官と言われるジャーナリストのドミトリー・キセリョフ氏が「ロシアミサイル１発あれば小さな島国である英国は海中に完全に沈むだろう」と話した。

２日（現地時間）、英国メディア「ミラー」などは、キセリョフ氏がこの日ロシア国営テレビに出演して「サタン２と呼ばれる極超音速ミサイルで先に攻撃した後、ポセイドンと呼ばれる水中ドローンを利用した攻撃が続くだろう」と話したと報じた。

キセリョフ氏はこの攻撃が巨大な津波を引き起こし、英国本土を「放射能の荒れ地」にすると思うと話した。


これは英国のボリス・ジョンソン首相が最近核ミサイルでクレムリンに脅威を加えたというロシアメディアのフェイクニュース以降に出てきた発言だとミラーなど外信は報じた。

続いてキセリョフ氏は「サタン２と呼ばれる世界で最も強力なミサイル『サルマト』はテキサスや英国くらいの大きさの地域を破壊することができる」としながら「１回の発射で英国はなくなる」としながら、ジョンソン首相になぜゲームを仕掛けようとするのかと皮肉った。

あわせて「英国を深い海中に沈めることができるもう一つの選択はロシアの水中ロボットドローンのポセイドン」と付け加えた。

キセリョフ氏はポセイドンに対して「１キロメートルの深さで時速２００キロメートルの速度で目標物に接近でき、最大１００メガトンに達する弾頭を搭載している」としながら「英国海岸の近くでこの魚雷が爆発すれば最大５００メートルの高さの巨大な波と津波が発生するだろう」と説明した。

キセリョフ氏は「この津波は極度に多い量の放射線を運ぶ役割を果たす」としながら「津波が英国を襲った場合、放射能の砂漠に変わるだろう」と強調した。

一方、ロシア国防省は先月２０日、次世代大陸間弾道ミサイル（ＩＣＢＭ）サルマトの試験発射に成功したと発表したことがある。サルマトの最大射程距離は１万８０００キロメートルで、メガトン級弾頭を１０個以上搭載できるという。

これに対してプーチン大統領は「当面、これと比較するほどの武器はない。敵を考え直させるようにするだろう」と自信を持った。