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韓国選手を反則王に仕立てた中国映画…「現実と正反対」怒り呼ぶ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

準々決勝のレース途中に転倒した韓国ショートトラック男子代表の朴章ヒョク(パク・チャンヒョク)選手。負傷で準決勝を棄権した。[写真 北京=キム・ギョンロク記者]

2022北京冬季オリンピック(五輪)が開催国中国に対する不公正判定問題で騒がしい中、中国が韓国チームを「反則王」として描写したショートトラック映画が公開されて韓国ネットユーザーの怒りを買っている。

15日、韓国のオンライン掲示板には中国のコンテンツ配信サービス「IQYIY(愛奇芸/アイチーイー)」に映画『飛べ、氷板上の光』が公開されたニュースが共有された。この映画は、配達員として働いている主人公がショートトラック国家代表だった母親の影響で遅まきショートトラックに魅了されていく様子を描いている。

努力の末に国家代表となり五輪に出場できることになった主人公は韓国選手と正面対決することになる。ところが韓国選手を反則を繰り返すキャラクターとして設定し、韓国ネットユーザーから嘲笑を受けている。


劇中、韓国選手は中国選手の足をわざと引っ掛けて、スケートのブレードで倒れる主人公の片目に怪我をさせる。

しかし実際には、7日に行われたショートトラック男子1000メートル準々決勝当時、韓国の朴章ヒョク(パク・チャンヒョク)選手が決勝線まであと3周を残してインコースに無理に入ってきたイタリアのピエトロ・シゲルと衝突した。倒れた朴章ヒョクは後ろから来た中国の武大靖と接触し、このとき左手が武大靖のスケートのブレードに触れて負傷した。ビデオ判定の結果、朴章ヒョクはアドバンスを受けて準決勝進出権を得たが、負傷で結局棄権した。

これについて韓国ネットユーザーは「(映画を)現実とは正反対に設定している」「本当に言葉が出てこないほど」「嫌韓のために自己省察もできないのか」などと嘲笑するような反応を示している。



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