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接種率90%のアイルランド、1日4000人感染でウィズコロナ取りやめ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

新型コロナウイルス

アイルランドが高いワクチン接種率にもかかわらず、1日4000人を超える新型コロナウイルス感染者が発生するなど第4波が訪れており防疫を再び引き締めることにした。

世界の新規感染事例のうち約3分の2に当たる190万人が欧州で発生している中、欧州諸国はウィズコロナ(新型コロナウイルスとの共存)の方針を破棄し防疫規制を速やかに再導入する状況だ。




17日のロイター通信とCNNによると、欧州諸国はワクチン接種率の鈍化に頭を痛めており、ワクチン未接種者に対する不利益など圧迫レベルを高めている。

欧州諸国のこうした方向性の転換は、ウイルス死滅期間が長くなる冬季、ワクチン接種率が鈍化しワクチンによる保護力が減少しているという理由からだ。

スロバキアでは新型コロナウイルス感染が急増し酸素と病床がすでに底を突いた。

このように医療界が患者急増でまひすると、当局はワクチン未接種者を狙った規制策をまとめ、各種施設の利用制限措置を近く承認する予定だ。

すでにスロバキアはワクチン圧迫をさらに強化し、未接種者に週2回ずつ新型コロナウイルス検査を受けるよう義務付けている。

スロバキアではこの1週間に1日6500件以上の新規事例が報告されているが、まだワクチン接種率はEU平均の64.9%を大きく下回る45%水準だ。

このうち最も大きな被害を出している地域はスロバキア東部のプレショフ市だ。現地病院関係者は「人々がワクチンを打つことに対する重要性を理解できていない時に私たちは挫折する。病床不足により患者を他の病院に移送している」と伝えた。

3カ月前にはウィズコロナを叫びすべての防疫規制を近く解除するだろうと豪語していたアイルランドでも状況はスロバキアと大きく異ならない。

ロイター通信によると、アイルランドでは12歳以上のワクチン完全接種率が90%を突破したが、新規感染者数は1日4000人台を記録中だ。アイルランドの人口は約600万人だ。

これに伴い、当局はナイトクラブ、酒場、食堂などの施設の営業時間を午前0時までに短縮して、在宅勤務を勧告することにした。

これに先立ち当局は先月22日午後11時30分に外出禁止を終了、労働者に段階的にオフィスに復帰するようと促していた。

同国保健省はワクチン保護効果が時間経過により減少し近くブースター接種対象者を50歳以上に拡大する計画だ。

同国のマーティン首相は「アイルランドはまた別のコロナ感染急増を経験しておりいますぐに行動しなければならない」としながら対面ミーティングを控え在宅勤務を促した。



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