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GM、ボルトEV火災で4-6月期のリコール費用引当金8億ドル…LGも1兆ウォン超える可能性

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

ボルトEV

世界の自動車メーカーで電気自動車リスクが拡大している。ゼネラルモーターズ(GM)は6日、4-6月期の業績発表を通じ電気自動車「ボルトEV」のリコール費用引当金として8億ドル(約882億円)を反映したと発表した。4-6月期の売り上げは342億ドルを記録した。当期純利益は28億ドルと公示した。ボルトEVのリコール費用を含んだ引当金総額は13億ドルとなった。米経済専門メディアCNBCなどは「ボルトのリコール費用がGMの業績を落ち込ませた」と伝えた。

GMのメアリー・バーラ最高経営責任者(CEO)は業績発表後にブルームバーグとのインタビューで、「引当金は顧客の安全を優先にしたリコール決定にともなったもの。ボルトのバッテリーで極めてまれな2種類の欠陥を確認した」と話した。

GMがボルトEVに対する2回目のリコールを発表したのは先月末だ。GM関係者は「欠陥があるバッテリーモジュールを交換する予定」と説明した。バッテリーモジュールはバッテリーセルを外部からの衝撃と熱や振動から保護するため一定にまとめてフレーム形態にしたバッテリー組立体だ。


GMが4-6月期に大規模引当金を反映して韓国にも視線が集まっている。バッテリーを供給したLGでも大規模引当金を積まなければならないためだ。GMにバッテリーを供給したLGエネルギーソリューションは「バッテリーセルではなくバッテリーモジュールで欠陥が確認されためこれを生産したLGエレクトロニクスがGMと交渉している」と話した。

LGエレクトロニクスは先月末に4-6月期業績発表を通じて1兆1127億ウォン(約1069億円)の営業利益を出したと公示したが、引当金が反映される場合には営業利益縮小公示も避けられない見通しだ。GMが発表した引当金から考えるとLGも1兆ウォン以上の引当金を積まなければならない見通しだ。



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