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韓国WTO事務局長候補が訪米へ…米通商代表部と去就を議論

ⓒ 中央日報日本語版

兪明希(ユ・ミョンヒ)通商交渉本部長

韓国産業通商資源部の兪明希(ユ・ミョンヒ)通商交渉本部長が8日、世界貿易機関(WTO)事務局長候補の去就問題と韓米間の通商懸案を議論するため米ワシントンに向けて出国した。

韓国日刊紙の毎日経済は、兪本部長が今回の訪問で米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表と民主党の通商小委員会関係者らに会い、バイデン政権に移行した後の韓米間の通商懸案を点検する一方、WTO事務局長問題について最終協議をする予定だと伝えた。

兪本部長はナイジェリアのオコンジョイウェアラ候補とともに次期WTO事務局長の最終決選に残ったが、加盟国間の選好度調査で劣勢だ。WTO側はオコンジョイウェアラ候補を164カ国のコンセンサスを通じて次期首長に推戴しようとしたが、米国の反対で推戴が中断した状態だ。


兪本部長の去就の表明はバイデン氏の当選でさらに早まる見通しだ。バイデン氏は世界貿易秩序と多国間主義を強調してきたため、バイデン氏の大統領就任後は米国がWTO加盟国の支持が多いナイジェリア候補を推すという予想も出ているからだ。



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