文在寅大統領のスウェーデン国賓訪問に同行した金正淑夫人(写真=青瓦台写真記者団)
李議員はこの日フェイスブックを通じ、「大韓民国憲政史上大統領でない人が青瓦台で大企業トップを呼び集めたことがあるだろうか」としてこのように話した。
李議員は「朴槿恵(パク・クネ)政権で企業関係者を呼んで特定事業について話すことをめぐり圧力を行使していると叫んだ人たちが『社会貢献事業』という名目なら構わないということなのか。社会貢献事業をするので金を出せと正式に話さなくても『わかってますね』と言うのと何が違うのか」と反問した。
李議員は「令夫人はただ大統領の配偶者であるだけでいかなる公職も担っていない。令夫人は大統領の配偶者にすぎない。一緒に行動していたら本人が大統領なのかと勘違いしたようだがしっかりしてほしい」と話した。
その上で、「最近だれかが文大統領に崔順実(チェ・スンシル)が何人かいると言っていたがそのうちの1人は少なくとも令夫人のようだ。ドルイドキングの『経済も人が先だ』という発言で注目され、先日もインド訪問時にセルフ招請で物議をかもしたのでないか。文在寅政権の権力の私有化現象が尋常でない。どうか自重するよう願いたい」と付け加えた。
金氏は20日に企業の社会貢献活動を激励するため、サムスン電子、SK、ロッテなど大企業十数社の最高経営責任者(CEO)級関係者を青瓦台に招いて昼食をともにした。青瓦台は当初金氏の昼食行事を公開しなかったが、一部メディアで報道されたことから後にこれを公開した。
青瓦台のハン・ジョンウ副報道官は関連書面会見を通じ、「今回の昼食は社会的価値向上と持続可能な社会に向け努力する企業を招請して激励し、社会貢献がさらに拡散する契機を用意しようと準備された」と明らかにした。
この記事を読んで…