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娘は父親に内緒で韓国に…最近日本では「嫌韓による世代葛藤」(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
韓国に対する世代間の認識の違いは数値にも現れている。韓国「東アジア研究院(EAI)」と日本シンクタンク「言論NPO」が昨年調査した結果によると、韓国に対して「良い印象」を持っていると答えた日本人は2017年より4%ポイント減の22.9%(「良くない印象」は46.3%)だという。

全体的に低い数値だが、ミレニアル世代である10~20代とその親世代の考えの違いは顕著だった。20代未満で韓国に対して良い印象を持っていると答えた比率は37.5%だった反面、50代では27.7%だった。20代未満の場合、韓国に良い印象を持っている人は2014年は18.2%から2016年と17年には40%以上に上昇したが、昨年はやや下落した。

これは2015年ごろから始まった日本「第3次韓流ブーム」と関連があると日本メディアはみている。この時期からSNSなどを通して「防弾少年団」や「TWICE(トゥワイス)」らの歌が日本若者たちの間に広まった。韓国女性の化粧方法が「オルチャンメイク」という名前で人気を集め、韓国化粧品の対日輸出額は急上昇した。東京コリアンタウンの新大久保から始まった「チーズハットグ」や「チーズタッカルビ」は、現在、日本全域で大きな人気を呼んでいる。


このように文化を通じて韓国に親密さを持つようになった世代は歴史や政治問題の影響を比較的あまり受けない。父親の反対にも、内緒で韓国旅行してきたというAさんは「私たちの世代は、生まれた時からKポップや韓流ドラマが、Jポップや月9に引けをとらないエンターテインメントとして認識されていた」と話す。「韓国と日本はどちらが上とか下ではなく、生まれた時から対等な国で、今の私には憧れの国でもある」。

反面、彼女たちの父母世代である50代以上の日本人にとって、韓国に対する印象の相当部分は過去にとどまったままだ。韓国に留学経験がある新聞記者は、AERAとのインタビューで、現在の韓日関係を「急にタメ口になった弟と、それを認められない兄」にたとえた。

「60年代~70年代の韓国は、経済的にも文化的にも成熟しておらず、敗戦の焼け野原から高度経済成長を達成した日本を、常にアジアの先進国として仰ぎ見る存在だった。その韓国が、国力の差は現在も歴然とあるものの、例えばサムスンに代表されるケータイや家電、Kポップなど芸能などの分野で日本と肩を並べ、追い越す存在となったことが面白くない。韓国政府が国際社会において日本と対等な立場で発言するようになればなおさらだ」

このように、日本の世代葛藤の主な争点になった韓日関係に果たして改善の道があるだろうか。AERAはこのような混乱の中で両国が今のように自国の正当性だけを主張しあっていても変化は展望できないという。1998年、小渕恵三首相と「韓日パートナーシップ共同宣言」を発表した故金大中(キム・デジュン)大統領のこの言葉を引用して両国リーダーの積極的な対応を促した。「奇跡は奇跡的には起こらない」。



娘は父親に内緒で韓国に…最近日本では「嫌韓による世代葛藤」(1)

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