景気循環の側面でも今後の景気の厳しさが伺える。1972年から今回を除く10回の景気循環過程で景気萎縮期間の平均成長率は景気拡張期間の60%だった。ところが2013年4月から現在まで四半期成長率の平均は3.0%だった。以前の事例が再現されるならば、次期景気萎縮期間の成長率は2%以下に落ちる恐れがある。参考として、2016年にソウル大学のキム・セジク教授は投資の効率性不振により6~7年後に0%台成長率となる可能性を論文「韓国経済-成長危機と構造改革」で取り上げた。
こうした状況で貿易摩擦が再度激しくなったり、世界経済に大きな負担と指摘される中国負債問題が突出したりすれば韓国の成長率は現在の予測よりさらに低くなるだろう。もちろんまだこの2つの部門は潜在要因にすぎないが、本当に経済状況は厳しくなった。
【時論】韓国株式市場だけ「疎外現象」(1)
こうした状況で貿易摩擦が再度激しくなったり、世界経済に大きな負担と指摘される中国負債問題が突出したりすれば韓国の成長率は現在の予測よりさらに低くなるだろう。もちろんまだこの2つの部門は潜在要因にすぎないが、本当に経済状況は厳しくなった。
【時論】韓国株式市場だけ「疎外現象」(1)
この記事を読んで…